休職身の上相談
社会復帰に焦りは禁物。
休職の後のスムーズな社会復帰とは
例えば育児により休職していた専業主婦が仕事に就いて社会復帰をするような場合、難しい点はいくつかあります。
生活サイクルが全く異なることにより、仕事をする上で必要となる勘が鈍っているのはどうにも仕方がないことです。
これは誰でも経験することですが、思考の方法が全く異なる環境に長くいたことが原因なので、再び仕事に必要な勘を取り戻すまでには時間がかかります。
けれども自分としては一線で活躍していた現役の頃の記憶が残っていたりするものです。
そこで自分ではできると思うことと、実際にできることとのギャップに苦しむ人が大勢います。
まずはウォーミングアップの意味で、簡単に行えるような仕事から始めることが大切です。
いきなりトップギアをいれて休職前の仕事をこなそうとするのは避けた方が無難と言えます。
またブランクが長いほどに社会の環境も変わっているものです。
その職場環境にも慣れていく必要があります。
その意味でも、まずは簡単に始めることができる仕事を探すことが必要です。
あるいは会社勤めを始める前に、ネットのクラウドサービスなどを利用して少しずつ仕事に慣れておくことも効果があります。
クライアントとのやり取りを行う中で、仕事の進め方などを思い出すことになりますし、勘も戻るようになります。
その上で改めて会社を探すというのもひとつの手段と言えます。
物事には順序というものがあることを知っておくことが必要ですし、焦りは禁物です。